横浜市青葉区奈良の安西クリニック|内科・消化器内科|日曜診療

〒227-0038 神奈川県横浜市青葉区奈良1-3-5こどもの国KSビル
前立腺肥大症 bph
  • HOME
  • 前立腺肥大症

前立腺肥大症とは

前立腺肥大症とは、前立腺が大きくなることで尿道や膀胱に影響し、排尿に関するさまざまな症状が現れる病気です。前立腺は男性だけにある臓器で、膀胱のすぐ下にあり、尿道を取り囲むように位置しています。前立腺が大きくなると尿の通り道が狭くなり、尿が出にくい、回数が増える、夜中に何度も起きるといった症状がみられることがあります。

前立腺は加齢とともに大きくなりやすく、前立腺肥大症は中高年の男性に多い病気です。初めのうちは「年齢のせいかな」と思われるような軽い症状でも、徐々に生活への影響が大きくなることがあります。気になる変化がある際は、早めにご相談ください。

こんな症状はありませんか?

  • 尿の勢いが弱くなった
  • 排尿までに時間がかかる
  • 排尿中に尿が途切れることがある
  • 力まないと尿が出にくい
  • 排尿後も尿が残っている感じがする
  • トイレが近くなった
  • 夜中に何度もトイレに起きる
  • 急に強い尿意を感じる
  • トイレまで間に合わないことがある

前立腺肥大症では、こうした排尿の症状がよくみられます。
特に、「尿の出にくさ」と「頻尿・夜間頻尿」は代表的な症状です。前立腺肥大症では、尿道が圧迫されることによる「出しにくさ」と、膀胱への負担による「近さ」が両方みられることがあります。

尿が出ない、発熱があるときは早めにご相談ください

前立腺肥大症では、症状が進むと尿意があるのに尿が出ない(尿閉)状態になることがあります。また、残尿が増えることで、尿路感染症や膀胱結石が起こりやすくなることもあります。発熱や強い痛みを伴う場合は、前立腺肥大症以外の病気も含めて早めの評価が必要です。

前立腺肥大症の原因

前立腺肥大症は加齢とともに増える病気で、はっきりした原因がひとつに定まっているわけではありませんが、男性ホルモンの変化や加齢に伴う前立腺の変化が関わると考えられています。さらに、肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病との関連も指摘されています。

前立腺が大きくなっても必ず症状が出るとは限りませんが、前立腺の大きさに加えて、膀胱や尿道の状態、年齢、体質なども症状に影響します。

前立腺肥大症と前立腺がんの違い

排尿の症状があると、「前立腺がんではないか」と心配される方もいらっしゃいます。前立腺肥大症と前立腺がんは別の病気ですが、尿が出にくい、頻尿、夜間頻尿など似た症状がみられることがあります。症状だけで区別できないこともあるため、必要に応じて血液検査や画像検査などを行いながら評価します。前立腺がんの評価では、PSA(前立腺特異抗原)が参考になることがあります。

前立腺肥大症の検査

前立腺肥大症が疑われる場合は、まず症状の内容や経過を丁寧におうかがいし、必要に応じて検査を行いながら状態を確認します。

前立腺肥大症と似た症状がみられる病気もあるため、症状だけで判断せず、全体の状態を踏まえて評価することが大切です。

問診

症状がいつ頃からあるか、日中と夜間でどのくらい困っているか、服用中のお薬があるかなどを確認します。症状の程度は、治療方針を考えるうえで重要な手がかりになります。

尿検査

尿路感染症や血尿など、ほかの原因がないかを確認するために行います。前立腺肥大症だけでなく、膀胱炎や血尿の原因検索にも役立つ検査です。

超音波検査

前立腺の大きさや膀胱の状態、排尿後にどのくらい尿が残っているかなどを確認するために行うことがあります。残尿が多い場合は、治療方針を考えるうえで参考になります。

残尿測定・尿流量測定

症状や必要性に応じて、排尿後にどの程度尿が残っているか、尿の勢いや量がどうかを確認する検査を行うことがあります。尿の通りにくさの程度を把握するのに役立ちます。

必要に応じた血液検査

前立腺がんなど、ほかの前立腺疾患との見分けが必要な場合には、PSAなどの血液検査を検討することがあります。

前立腺肥大症の治療

前立腺肥大症の治療は、症状の強さや生活への影響、前立腺の状態などを踏まえて検討します。当院では、まずお薬による治療を中心に行い、症状や経過を見ながら調整していきます。尿の出にくさや頻尿などの症状は、お薬によって改善が期待できることが多くあります。一方で、症状が強い場合や、尿が出なくなる・感染を繰り返すなどの状態がある場合には、より専門的な治療が必要になることもあります。その際は、連携している医療機関と協力しながら対応いたします。

薬物療法

前立腺や尿道まわりの緊張をゆるめて尿を出しやすくする薬や、前立腺を小さくする方向で作用する薬などが用いられます。症状の内容や前立腺の大きさによって選択される薬は異なります。効果の出方にも個人差があるため、診察しながら調整していきます。

手術が検討される場合

薬だけでは十分な改善が得られない場合や、尿が出なくなる、繰り返す尿路感染症、膀胱結石、腎機能への影響などがある場合には、手術が検討されることがあります。その際は、必要に応じて専門医療機関と連携しながら対応します。

日常生活で気をつけたいこと

前立腺肥大症では、日常生活の工夫が症状の悪化予防につながることがあります。排尿の症状が軽い段階でも、生活習慣を見直すことで過ごしやすくなる場合があります。一般的には、夜間の水分摂取の調整、アルコールやカフェインのとり過ぎに注意すること、便秘を避けること、体を冷やしすぎないことなどが勧められます。

日常生活で意識したいこと

  • 尿意を我慢しすぎない
  • 就寝前の水分摂取を見直す
  • アルコールやカフェインのとり過ぎに注意する
  • 便秘を避ける
  • 体を冷やしすぎない
  • 長時間座りっぱなしを避ける
  • 市販薬を使う前に相談する

風邪薬や胃腸薬などの一部には、排尿しにくさを強める成分が含まれることがあります。気になる場合は、医師や薬剤師にご相談ください。

初めて受診される方へ

前立腺肥大症で受診される方の多くは、「年齢のせいかもしれない」「このくらいで受診してよいのだろうか」と迷いながら来院されます。
当院では、まず現在の症状や生活の中で困っていることを丁寧におうかがいし、必要に応じて尿検査や超音波検査などを行いながら状態を確認します。

症状の強さや経過によって、確認すべき内容は異なります。検査や治療の進め方は、その都度ご説明しながらご案内しますので、気になることがあれば遠慮なくお伝えください。

よくあるご質問

前立腺肥大症は年齢のせいだから仕方ないのでしょうか?

加齢との関係はありますが、「年齢のせい」と片づけずに評価することが大切です。症状の程度によっては治療や生活上の工夫で楽になることがあります。

前立腺肥大症と前立腺がんは同じですか?

同じ病気ではありません。ただし、似た症状がみられることがあるため、必要に応じて検査を行いながら見分けていきます。

薬で治療することが多いですか?

前立腺肥大症では、まず薬物療法が選択されることが一般的です。症状や状態によっては、ほかの治療が検討されることもあります。

どのタイミングで受診すればよいですか?

尿が出にくい、夜中に何度も起きる、残尿感が強い、急に我慢しにくい尿意があるなど、日常生活に影響が出てきたときは受診の目安になります。尿が出ない、発熱がある、痛みが強い場合は早めの受診をご検討ください。

コントラスト調整

1色型色覚
(全色盲)

1型2色覚
(赤色盲)

2型3色覚
(緑色盲)

3型2色覚
(青色盲)

デフォルト

コントラストバー

  • Rr

  • Gg

  • Bb

テキスト表示調整

フォントサイズ

行間

文字間隔

分かち書き設定

音声サポート

Powered by MediPeak